不明の韓国人兄妹、相次いで遺体で発見 NYZ地震

いたるところから土ぼこりが立ち上がるニュージーランドのクライストチャーチの地震崩壊現場は、まるで、爆撃を受けたかのように凄惨な様子だった。韓国人2人が行方不明となっているカンタベリーテレビビルは、跡形もないほど崩れ落ちている。今にも崩れそうに、危うく取り残されている建物の天辺の部分さえなかったら、この場に7階建てのビルが建てられていたことすら信じがたいほどだ。

語学学校ビルから47遺体 折り重なり発見記事を印刷する

大規模地震発生から3日が経過したニュージーランド南島クライストチャーチ市の警察当局は24日、死者102人、行方不明者は228人に上ると発表した。富山外国語専門学校の生徒らが被災した地元テレビ局の「CTVビル」の現場からは、同日までに47遺体が発見された。この中に日本人が含まれているかどうかは不明で、国籍や性別も明らかになっていない。日本の国際緊急援助隊も現地に到着し、必死の捜索活動を続けている。